本文へスキップ

家の建築 建て方完了まで

トップ>家の建築 建て方完了まで

 住宅工事の建て方までは、工程に伴いお祓い等の行事、日取りなど縁起に関すること、瓦屋根等や外装の打合せがその都度必要となります。
 建て方とは、土台に柱や梁等の主要な構造部分を組み上げることをいいます。
 建前(たちまい)及び上棟式での主要な構造の組み上げまでをいいますが、通常は作業の段取りから直後に行われる屋根の防水(瓦上げ)までくらいの工程を表します。

家屋の解体工事
 新築建替えの場合、古い家屋の解体が行われます。現在住んでいる場合には、先に引越等の手続きが必要となります。
 詳しい地盤調査などは、古い家屋があると調査が出来ないため、先に住宅契約を取り交わす場合には、地盤改良費を見込み算出したうえで進めます。
 なお、見込による算出では地盤改良費の金額の振れ幅について一定の範囲であることを確認しておくことが重要です。
 必要期間の目安:4〜10日間(1週間)


・地盤調査
 整地された建築予定地に対して詳しい地盤調査を行います。地盤が極端に弱い等、特異な地盤改良が必要となる場合では、見積もりまでに時間がかかることがあります。
 必要期間の目安:1〜2日間
 見積作成期間の目安:1週間

・地盤改良
 建築予定地に杭や、土に地盤改良剤を混ぜて行います。土地に強度により用いる方法と金額が大きく異なる。
 必要期間の目安:2〜4週間
 ・地盤改良と地盤調査 →

地鎮祭
 土地の神を鎮める儀式。工事にかかる安全祈願も兼ねて行うため、安全祈願祭と呼ぶときもあります。単に実施したい、したくないだけでなく、施工側の大工などが縁起を担ぐため実施を望むときもあります。
 本来は着工前(地盤調査の後で地盤改良前)に行いますが、地盤改良後に行う工事も多くあります。
 実施では縁起を担ぐ大安等が好まれます。

・基礎工事
 地盤改良工事により強度が確保された土地に、砂利や鉄筋による骨組みとコンクリートにより家の土台となる基礎部分をつくります。
 必要期間の目安:2〜3週間
 ・基礎工事の流れ
基礎工事の流れ
棟上げ(上棟式)
 クレーン車や多人数の作業員により大まかな柱や梁等の大きな構造を組み上げる日。
 清めの儀式や、縁起を担ぐ大安等日を選ぶことがある。
 また、地域によって作業員に対する個別のお礼。紅白饅頭や赤飯を配るなど各地域毎の習わしがある。
棟上げ(上棟式)
・瓦上げ
 内装等の工事を行うあたり、早期に屋根に瓦をあげる。上棟式後、数日中に屋根の防水から瓦葺きまでが行われ、これ以降は主に特定の大工等の一人仕事が中心となる。

カテゴリトップにもどる:家の建築 建て方完了まで