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住宅ローンの検討と手続き

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  住宅ローンを借りるといっても、ネットバンクや信用金庫。地元の銀行など多くの選択肢があります。
 住宅ローンの検討では、単に借入が可能かどうかの審査だけででなく、金利や手数料。その後の利便性。つなぎ融資等が対応できるかを総合的に判断して検討する必要があります。
 住宅ローンは通常35年以内の範囲で希望する期間で借入を行いますが、昨今の借入期間の平均は26.4年で借入が行われています。また、当初設定する借入期間が長くても多くの人が繰上げ返済により当初設定した期間から短縮して完済しています。

住宅ローンの銀行を選ぶ方法
 住宅ローンを組むための銀行は、金利の安さ。審査の通り易さ等だけでなく、その後の返済に関する利便性。つなぎ融資の必要の有無を含めた総合的な判断が必要です。
 金利面や審査の容易さでネットバンク等が目立ちますが、つなぎ融資がない銀行も多くあります。
 つなぎ融資可能な借り入れ条件であれば、店舗を構える銀行でも遜色のない借り入れが出来る場合もあります。

住宅ローンの保証料とは
 多くの銀行ではローンの借り入れに際して保証会社に保証金を支払うことで保証人が不要とされています。保証会社に対する保証金が不要な金融機関も多くありますが、代わりに手数料が高く設定されています。
 長いローンの過程で途中で借り換える可能性があるため、保証料の支払いは一括より利息に上乗せ方式の方がメリットが大きい場合が多くあります。

住宅ローンの資金計画
 建築費や土地代の概算見積金額が出てから借入や支払。頭金等の資金計画を立て、返済可能額や金融機関に対する借入が可能どうかを判断します。
 所得に対して借入金額が大きい場合には、返済期間を長く設定する。見積金額を圧縮する。複数の金融機関に審査を申しこむなどの対応をとります。

住宅ローンの審査手続き
 住宅ローンの借り入れでは、申告した内容や公的証明書を元に融資が可能か審査が行われます。
 審査では主に自己申告にて行われる金融機関での事前審査と、保証会社等で信用情報等を含めて行われる本審査の2階の審査が行われます。
 →所得証明書の所得額について

住宅ローンの審査基準
 住宅ローンの借り入れでは、申告した内容や公的証明書を元に融資が可能か審査が行われます。
 審査では主に自己申告にて行われる金融機関での事前審査と、保証会社等で信用情報等を含めて行われる本審査の2階の審査が行われます。
 →住宅ローン審査での携帯電話料金延滞による影響について

住宅契約の締結
 資金の目途(金融機関の審査)が立ったのち、施工業者と工事契約を締結し、業者への支払時期(融資時期)を調整します。

つなぎ融資の開始
 契約した住宅工事の内容や土地の契約に基づき、施工費として着手金や建築地の土地代を先に支払うため、住宅ローンの本融資が始まるまでの間に金融機関からつなぎ融資という名称で借入金を受けて支払いを行います。

・本融資への切り替え手続き
 料金全額を支払に合わせ、つなぎ融資を受けた資金全額を住宅ローンの本融資に組み替え手続きを行います。

住宅ローン借換の方法
 住宅ローンは金利が大きく低下すると諸経費を支払ってでも他の銀行に借り換えることで、支払い総額を大きく低下させることが出来ます。住宅ローン控除期間中だけでなく。借入時に固定金利を選択している期間中であっても金利が変動してメリットが生まれる見込みがあれば借り換えを行うことが出来ます。
 →住宅ローン審査書類が揃わないとき

ネット銀行での住宅ローンの流れと実際
 ネット銀行の住宅ローンは窓口を有する各金融機関と比較して大幅な金利メリットがあるため、金額の大きな住宅ローンでは支払い総額に大きな差が発生します。しかし、メリットの一方で行員等で相対することがなく 契約するため、手続きは自らが積極的に行う必要があるだけでなく、融通の面の不便差や手続きに不安を感じる場合もあります。

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