住宅の購入や建築から年数が経過すると、ローン審査に必要な書類の一部が紛失するなど揃わないことがあります。書類が揃わない時、一部の書類は代用することができます。また、書類が不足しても審査を受けることができる場合があります。
住宅ローンの借換に必要な書類では、購入・建築時の種類や経過。建築した年等により当初より審査に必要となる標準的な書類が不足している場合があります。また、建築等から大きく年数が経過すると、重要な書類の一部が見当たらないことや最悪紛失していることもあります。
書類がないと諦めるのではなく、代用することができる書類が存在しないかを確認するとともに、銀行担当者に相談して解消することが出来る場合が多くあります。
物件関係書類
・売買契約書
立売住宅の購入や、土地を購入して建築した場合にのみ存在する書類です。
相続等により取得した土地など元からあった土地で注文住宅などを建築した場合には当初より存在していません。
・重要事項説明書
売買契約に付随する書類のため、立売住宅の購入や、土地を購入して建築した場合にのみ存在する書類です。
相続等により取得した土地など元からあった土地で注文住宅などを建築した場合には当初より存在していません。
住宅ローンの借換審査では、審査において物件詳細を確認するための重要書類となるため、建築確認済証と建築確認申請書が代理書類となります。銀行担当者に確認します。
・間取りがわかる書類
物件購入時のパンフレットなど間取りがわかる書類です。
購入時のパンフレットがない場合、建築確認申請書の間取り図のページ。マンション等の場合には不動産会社などに確認すると再入手することができます。
・工事請負契約書
注文住宅などを建築した時に工事業者と取り交わした契約書類です。工事内容と金額を確認するために必要となる書類です。
工事業者が存在していれば問い合わせると契約書のコピーを入手することが出来ます。
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ネット銀行での住宅ローンの流れと実際