価格や技術。ネームブランドの何よりも実際に話し合いを行う営業担当者を信頼して、ハウスメーカーを決める方法です。
家を建てるためには、ハウスメーカーの担当者と度重なる打合せを行う必要があります。また、単に建てる為の相談だけでなく、建替えに伴う解体。借り入れなどのタイミング等の相談。あらゆることの情報を得るための窓口となります。
このため、自分にとって話しやすい。質問を投げかけやすい担当者であることが、充実した家作りに繋がります。
・営業担当者を見つける方法
自分にとって話をし易いかどうかは、人其々です。このため、担当者の人柄だけでなく実際に会って話をして見つける他ありません。事前に知人がいて指名する場合にを除き、モデルハウスや内見会に出向いて自らの目と感触で見つける他ありません。
1 担当者を探す為の見学
複数(最低3件以上)のモデルハウルを見学し、その中で最も話をし易かった人を2〜3人程度候補者として記憶しておきます。
2 候補者からの内見会等の案内を受ける
初回にあっただけでは、いくら感触が良くても判断することは難しいです。このため、内見会等を利用して担当者と再び会う機会を設けます。
モデルハウスの見学時に貰った名刺に名指しで連絡をすることで、積極的に案内を貰うことが出来ます。
3 内見会等に訪問する
候補者を訪ねて内見会等に訪問し、説明や案内を受けます。
この時、自らも質問し相手の説明方法や話し方をみて、長く付き合えるかどうかを確認します。
4 確信が持てたら
建てたい家の建築予定等を伝え具体的な話しを進めます。
この時、担当者との信頼関係の上で話を進めています。自身が引け目などでその後の蟠りが起きない、他でも並行して話を進めている場合には隠したりせずにはっきりと伝えておきます。
5 3 内見会等に訪問する等で会えなかったら
家の打合せ等では、1人の営業担当者が同時に話を進めることが出来る案件には限界があります。
このため、タイミングが合わない等の理由で候補となった担当者と会えないこともあります。
タイミングが合わない問題は、その後の度重なる打合せに大きな遅れが生じる原因ともなります。縁がなかたっと諦めることも必要です。
・営業担当者で決める方法が適する家作り
家の形や間取りについて、特に打合せ回数が必要な拘りがある人にとっても最も有効に働きます。
単純にハウスメーカーでの対応が難しくても、代替案等の相談を重ねることで希望に近い家を実現することができます。
・デメリットなど
購入後の保証は、信頼できる担当者であってもハウスメーカーの保証内容のみとなります。
営業担当者の対応節度等は、ハウスメーカーの教育方針が大きく影響していることもあります。このため、見事にハウスメーカーの営業戦略に嵌っているとも言えます。
価格面を二の次にして住宅メーカーを選ぶため、料金がとても高い超大手ハウスメーカーになることがあります。
工法や建材に拘りがある場合、対応できないハウスメーカーがあります。
・結果として
拘りのある間取りなどで納得したいじっくり派に向いていますが、その分打合せの回数や時間がかかります。
また、コスト面で業者を選べないこと。拘りの間取りをとることで建築費用が割高となる可能性が大きいです。
他のハウスメーカーや間取りと比べ、数百万単位の増額を許容できる人であれば納得の上で発注することが出来ます。
・モデルハウスの雰囲気で決める方法 モデルハウスに入り、自分の描く家と最も近い感触を感じた住宅メーカーにします。
・メリット
自分のイメージを営業担当者に伝え易いです。
・デメリット
他の住宅メーカーのモデルハウスが自分の理想から外れたものに見え、住宅メーカーの変更を考えることが難しくなります。
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