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壁紙の新築時の選び方

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 壁紙のカタログは分厚く、その豊富な種類から悩みだすときりがない項目となります。
 壁紙全体の色調等をどの程度に判断するかは其々の好みによります。
 しかし、これを一から考えるとその労力は大変であり、一度壁紙の提案プランを作成してもらった後に自身の好みに変更することで早期に選ぶことが出来ます。
 (写真:壁紙の提案プランとカタログ)
壁紙の提案プランとカタログ
・壁紙の色
 壁紙の色は基本的には好みとなります。
 しかし、玄関や階段。廊下等はもともと照明の明るさがさほど大きくなく、照明の色調も電球色が用いられていることが多い個所です。
 明るい印象を重要視する場合、取付けた照明の色や照度も参考にし、実際に貼りつけた後に暗い印象とならないように注意が必要です。
 特に暖かみのある雰囲気を出す場合、白い壁紙でも電球色の明りが加わるだけで暖かみがあるようになります。しかし、黄色っぽい壁紙に電球色が加わると暗い印象となる場合があります。


・壁紙の柄
 模様入りの壁紙の場合、カタログにあるサンプルの切れ端から想像が出来ない全体の柄となる物が多くあります。
 必ずサンプルの部分だけでなく、カタログ施工例の写真等の確認が必要となります。


・高機能壁紙の選択
 トイレ・脱衣所など水を多用する場所では、防水・防カビ性能など最低基準の性能が求められらます。しかし、この他様々な機能を備えた壁紙が多くあり、部屋の使用目的や快適性の追及から選択肢が広がります。
 ・汚れ防止
 油汚れ、たばこのヤニ汚れ、落書きを容易に落とすことが出来ます。
 ・抗菌
 大腸菌、黄色ブドウ球菌等の増殖を抑制します。
 ・キズ防止
 表面が強く、キズがつきにくく表層剥がれを防止します。
 ・高耐久性(ペット対応)
 犬、猫などの爪によるひっかき傷にも一定の耐久性があるものなど、優れた耐久性の商品です ・消臭
 アセトアルデヒド、酢酸、硫化水素等や、トイレ・生ごみ・ペット臭を吸着により消臭効果があります。 
 ・抗アレルゲン壁紙
 スギ花粉や、ダニの糞・死骸等のアレルゲン物質を吸着し、アレルゲンの働きを抑制します。
 ・マイナスイオン
 空気中の水分と反応してマイナスイオンを自然発生させます。
 ・調湿生
 夏は湿気を吸い取り、冬は水分を放出して乾燥を和らげます。
 ・通気性
 通気により結露・かびの発生を抑制させます。


・アクセントクロスについて
 部屋の中で壁の一面だけ配色を変える方法をアクセントクロスといいます。
 アクセントクロスを用いる場合、変える一面の他の面の色合いは大きな違いを持たせることでメリハリが聞いたものとなります。
 似通った配色や柄の微妙な違い程度では、変な違和感を残す場合があるため注意が必要です。

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