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玄関タイルとポーチタイル

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 玄関とポーチのタイルは、家の外壁と扉の配色、与える印象を考慮して検討します。
 玄関やポーチを決める段階では、既に家には外壁も貼られ見た目のイメ ージがかなりつく形になっているころです。出来上がった家に加え、玄関 先の予定する庭。駐車スペースのコンクリート、ガレージ等の色をイメー ジしてタイルの種類と色を決めます。
 玄関内とポーチ部分を同一にすることも異なる種類にすることもできます。
 (写真:ポーチ部分にタイルサンプルを並べた写真)

タイルサンプル
・玄関タイル
 玄関の内側の部分のタイル。ポーチ部分と異なりツヤのあるタイルも使用が可能となります。

・ポーチのタイル
 玄関先の部分のタイルです。雨天により濡れる。冬季には凍結すること もあるため、滑り難い(スベスベでない)タイルを用います。
 外観による家の第一印象を決める大きな要素にもなります。


・タイルの色によるメリットとデメリット
 ・白、白っぽい色
 明るい印象とりなり、広く感じることできます。
 しかし、屋外部分ではタイルの汚れが目立つため、定期的にデッキブラ シ等による掃除が必要となります。

 ・黒、黒っぽい色
 玄関周りが引き締まって見え、落ち着いた印象を与えます。
 しかし、玄関内やポーチの奥では暗く見え、狭い印象をあたえることが あります。


・タイルの決め方
 サンプルによるタイルの見本をみても、照明と太陽光とではその印象に大きな開きがあります。
 また、太陽光でも朝日や夕日と昼間では見た目が大きく変わります。
 実際に見ないでのイメージによる選択では、家の外壁について頭で思い出す外壁材の色と実際の色にも少なからず誤差がうまれます。
 タイルの選択では、実際に建築途中の家の前でタイルのサンプルを並べて選択することで色合いのバランスに大きな差異がない選択をすることが出来ます。



・外壁(サイディング)
 建物の外壁を覆うサイディングは経年劣化し難く、長く雨等から家を守ってくれます。サイディングの補償期間はメーカーや製品により大きくことなり、数年〜15年以上と大きな差があります。
 単にデザインだけでなく、保証期間や想定されている耐用年数を確認しておくと、後々のメンテナンス頻度の参考になります。同じ見た目でも保証期間が長い製品の方が万が一の際修繕費が大きく異なります。
 防水性能が劣化するため、定期的にメンテナンスが必要となります。メンテナンス間隔はサイディングが置かれた環境の他、使用する塗料の種類により耐用年数が大きく変わります。
 安価な塗料はメンテナンス期間が短く、高価な塗料はメンテナンス期間が長くなります。

 ・塗料の種類(耐用年数が短い  <   耐用年数が長い)
 アクリル樹脂塗料(〜7年) < ウレタン樹脂塗料(10年〜)
   < シリコン樹脂塗料(10年〜) < フッ素樹脂塗料(15年〜)


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