照明プランは、必要な照明の数や種類を一覧で記載した照明プランを元に改良を加えます。
照明の必要個所や数をはじめから自身で考えることをは難しいです。そこでハウスメーカー等を通じて照明プランの提案を受けたのち、好みに応じて変更を加えます。
照明プランを見ることで、必要な箇所に配置漏れがなく検討することが出来ます。
(写真:あかりプランと照明カタログ) |
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・主な検討内容
(写真:LIGHTING PLAN)
・色調
家全体のベースとなる照明の色を、電球色か昼光色かを決めます。
・電球色
黄色がかった光の色です。
メリット ・・・ 温かみのある色調であり、安らぎます。
デメリット・・・ 実際の明るさに関して暗い印象を受けます。 |
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・昼光色
蛍光灯等の白っぽい光の色です。
メリット ・・・明るさを感じやすくなります。
デメリット・・・反射等により目が疲れます。
・照明の種類
・ダウンライト
天井等に埋め込みタイプの照明です。照明器具が比較的安価ですが、光の拡散範囲や明るさが限られるため、必然的に設置数が多くなります。
照明器具が隠れるため、すっきりしたデザインとなります。
・シーリングライト
天井直付タイプの照明です。照明器具のサイズにより大きな明るさを確保することが出来ます。
小さいサイズの物をミニシーリングライトと表現します。
・この他の照明器具
・天井から吊り下げるペンダントライト。一部分明るく照らすスポットライト。耐水性がある浴室等。吹き抜けの玄関ホール等の広い空間がある場合、ファン付シーリングやシャンデリア等を用いる場合があります。
・LED照明と従来型照明
初期費用が割高となるLED照明をどの程度含めるかを検討します。
LEDの積極的導入は単に消費電力の違いだけでなく、その後の製品の発展などから多くの検討課題があります。
新築照明プランによるLED照明の検討→
LED明るさ目安と電球、蛍光灯と比較の明るさ比較 →
・必要な明るさ
使用目的や広さにより必要となる明るさには差があります。
特にLED(リビングダイニングキッチン)等により大きな部屋がある場合、リビングの明るさはキッチン等の照明が消えた時には暗く感じます。
ある程度余裕を持った明るさを確保することが必要です。
照明の明るさ目安と必要照度→
・照明プランに全てを任せない方法
メーカー製品による照明プランによる検討は、取り付け器具が定価ベースのカタログ価格のためかなり高額となります。
照明については、ハウスメーカーに配線と取り付けのみを依頼し、照明器具をホームセンター等で購入し取付を依頼する方法もあります。
特にリビングなどの大型のLED照明では金額差が大きいため、全てを用意するのは難しいですが一部の大型照明のみ自身で用意するという方法もあります。
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新築照明プランによるLED照明の検討