電話には、接続方式と、事業者の違いにより、利便性と費用に大きな差があります。
・電話の種類と特徴
・アナログ電話
従来からある方式の固定電話でメタル線と呼ばれる回線を使用した固定電話。現在では同じ方式の電話でも電話事業者を変更した(NTT以外の)直収電話?と呼ばれるものもある。
・メリット
・停電に強い
電気の一部を電話回線から供給されていることにより、多くの電話機で停電時でも親機等が使用できる。
・FAXの高速通信
FAXの種類により高速で通信機能を利用することができる。
・ADSLとの併用が可能
インターネットに使用するADSLを同じ回線を用いて使用することができる。
・デメリット
インターネット等総合で考えたとき、電話単体では料金が割高となることがある。
ADSLとの併用を考慮した場合、立地条件によりADSLの通信速度に差が大きくある。
・ISDN
従来からある方式の固定電話。1回線で2回線を取得するときに用いられる。現在では同じ方式の電話でも電話事業者を変更した(NTT以外の)直収電話と呼ばれるものもある。一般家庭では新規に検討することはあまりない接続方式。
・メリット
・2回線使用できる
同じ番号の電話を同時に2回線受けることができる。
・異なる番号で2回線持つことができる
電話を2回線、又は電話とFAXの番号を異なる番号にすることができる。
・デメリット
メリットの部分については、現在の光電話のサービスに類似するものがあるため、その内容に大差がない。
・光電話
光ファイバーの回線を利用した固定電話。インターネット等の利用に引き込まれた回線にオプションとして用いる。
NTTの光電話の他、他の通信事業者が提供する光回線で利用できる光電話もある。
・メリット
・料金が安い
光回線の料金は割高であるが、インターネット等の為にすでに設置されている回線に利用する場合、非常に安価(500円程度)で追加することができる。
・番号を変えずに利用できる
既にある固定電話の番号をそのまま利用する事ができます。
・従来の固定電話と同じ使用感
従来の電話と同じ番号の割り振りであり、3桁の緊急電話(110番、119番)等にもかけることができる。
・デメリット
・停電に弱い
家庭内においた設備(光終端装置等)に電源が供給されていないと電話も使用できない。
・災害に弱い
接続業者の設備が複雑かつ大規模であり、大規模災害時の復旧に時間がかかると言われている。
・IP電話(050ドットフォン)
ADSL等のインターネット回線を利用して用いる固定電話。一部の番号に対して通話料無料など独自のサービスがある。
・メリット
電話事業者が同一、同じ接続方式であれば全国どこでも通話料無料等のサービスがある。
・デメリット
110番、119番等の緊急電話を利用できない。
電話番号が特有の番号(050)となる。
・携帯電話
外出が多い。家族構成が少ないなど固定電話を設置しないという選択が用いられることがあります。
ライフスタイルにあわせ、無理に設置しない。という検討も選択肢の一つです。
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インターネットの種類と検討