インターネットは、立地条件により利用できるサービス、能力(速度)に大きな差があり、それに応じた料金にも差があります。
・光回線
フレッツ光(NTTの商品名)に代表される光ファイバー回線を使用した接続方式。NTTの他、他の事業者サービスを提供している。
理論上の通信速度が他の接続と比較して高速である。
・メリット
・高速通信
通信速度の理論値が高速であるため、実際の速度で欠損が多少でても実用に支障がでることが少ない。
・他のサービスの併用
光電話、光テレビ等、様々なサービスと併用することでできる。
・デメリット
インターネット接続のみで検討すると、料金がかなり割高である。また、対応していない地域もある。
・ADSL
アナログ電話回線を用いて接続する方式。光と比較して安価で利用することができる。
・メリット
・電話との併用
アナログ電話1回線と併用することが可能。
・料金が安価
電話を併用しないADSLの専用利用であっても、料金が光と比べて安価。
・提供エリアが広い
光回線と比較し、対応エリアがひろい。
・デメリット
・通信速度が立地場所に大きく左右される
契約上の理論値が高速でも、実際には電話の交換局の距離に応じて速度が大きく低下する。
実際の利用では、交換局からの距離が3km未満であることが必要。
・ケーブル
ケーブルテレビ(CATV)に用いられている回線にインターネットサービスを付加する。
・メリット
・速度の地域差が小さい
実際の通信速度における地域差がADSLと比較して小さく、実際の利用検討が提供しているサービスエリア全域で検討できる。
・テレビとの併用で安価となる
テレビですでにケーブルを利用している場合、付加サービスと併用できるため、他の方法で単独でインターネット利用する方法と比較し安価となりやすい。
・デメリット
テレビとの併用(主契約内容がテレビ)でないと割高となる。
・モバイル端末(データカード、モバイルWi-Fiルータ等)
固定回線をひかずにモバイル端末を利用する方法。外出先での利用が多く、自宅に別にインターネット回線が不要な場合に検討できる。。
・メリット
・外出先での利用ができる
出張等の外出時に携行することでどこでもPC等を利用することができる。
・自宅内LANに組み込める
対応するルーターにより、端末をルーターに接続することで自宅のLANをインターネットに接続することができる。
・デメリット
・通信規制が厳しい
固定回線と比較し、通信料の月額あたりの通信料に関する規制基準が厳しい場合がある。
・家族が利用しにくい
モバイル端末を持ち出すと家でインターネットが利用できなくなる。
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電話とインターネット安くするなら纏める方法がおすすめ