携帯電話の分割支払いは、ローン支払いと同じ扱いであるため、電話料金の延滞・滞納行為が知らずにローン支払いの延滞・滞納行為となります。
少額である携帯電話料金支払に関する延滞・滞納行為について、住宅ローン審査にどの程度影響を与えるかは状況によります。
しかし、ローン等に関する信用情報が無傷と思っている人でも該当していることがあります。
・該当するケース
携帯電話の機種変更等で12回・24回等の分割により月々の電話料金に合算して機器代金の支払を行っている場合。
・誤認している主な原因
機器代金を電話料金と合わせて支払っているため、ローンに関する支払という認識が小さい。
販売時(購入時)に値引き等の実質的に機器代金は無料等とされるものもあり、機器代金支払いに関する意識が小さい。
・影響度合い
電話料金をクレジットカードを通じた支払いをしている場合、クレジットカードの延滞・滞納行為について程度によっては信用情報に大きく影響すると思われます。
しかし、単純に電話料金の支払が遅れた程度であれば、直ちに信用情報に大きな影響があるとは考え難いです。
個別ケースにより影響範囲は大きく差がある項目であるため、審査の見通しに余裕がない場合には注意すべきかもしれません。
次のページ:
住宅契約の締結