本文へスキップ

間取り図をエクセルや方眼紙で作成する方法

トップ新築間取りを決める家の間取り図を作成する方法>間取り図をエクセルや方眼紙で作成する方法

 間取り図を作成するときは、各辺の長さを一目で確認できる方眼紙か、マス目を細かくしたエクセルシートに罫線を用いると作り易いです。
 間取り図を実際に建築活かすためには、様々な確認作業が必要となるため最終的にはプロの目で間取り図の修正や確認を行わなくてはなりません。
 このため、自身が作成する間取り図は建築業者等に自分の希望をより正確に伝えるために作成します。

・間取り図を作る方法
 間取り図では、各辺や大きさが日本家屋の基準から外れることは、後に大きな修正必要個所となります。
 そこで各長さが一目で確認できる方法を用いて間取り図を作成します。

・紙に間取り図を作る方法
 鉛筆と消しゴム、定規を用いて紙に間取りを作成するとき、作業途中で長さに誤解が生じやすくなります。
 そこで予め方眼紙を用意して間取り図を作成します。縮尺は、間取りを45cmを方眼紙の1cmとして扱います。
 方眼紙上にかかれる日本家屋特有の単位は
 1間(180cm)= 4cm 、 半間(90cm)= 2cm
 1畳(180cm×90cm)= 4cm×2cm、1坪(180cm×180cm)= 4cm×4cm
 20坪(5坪×4坪→900cm×720cm)=20cm×16cm
 これで20坪までの家であればA4用紙に作ることが出来ます。一回り大きい家や駐車場を含めてもA3用紙で作ることが出来ます。


・パソコンで作成するとき
 パソコンで図面を作成する時、JW-CADを使用することが一般的です。しかし、普段馴染みがない人が図面用のソフトを用いることが非常に困難です。
 そこで多くのパソコンに使用されているエクセル等の表計算ソフトを代用することで、簡単に作成することが出来ます。
 長さが重要な図面を作成するため、まずセル(マス目)を正方形に近い形に変更します。
 各セルに対して罫線を用いて間取りとなる壁や境界線を描くことが出来ます。

 エクセルの標準設定(2010の場合)
 高さ:13.5(18ピクセル)
 幅 :8.38(72ピクセル)→ 1.63(18ピクセル)
 セルの高さと幅の単位は異なるためピクセル数を元に幅をを8.38(18ピクセル)合わせることで正方形となります。
 エクセルのセルの左上部分を選択すると全ての行と列を一度に変更することが出来ます。
 エクセル方眼紙
 エクセルの左上の空白部分をクリックし、全ての行と列を選択します。
 この状態で、幅調整を行うと全てのセルをまとめて調整できます。

 なお、画面の表示等の影響で正方形に見えない場合もあります。不都合がある時は目で見た感触で修正します。

← 家の間取り図を作成する方法
← 家の壁の厚さと柱の太さ