同じハウスメーカーでも、営業担当者により重視する項目が違うため、異なる間取りの提案がなされます。
ハウスメーカー担当者がつくる間取りは、建築面積を有効に使う。広さを演出する。日常生活を快適にする等、何れかのアピールポイント(長所)を持った間取りを作成してくれます。
何れにせよ、建物の方角等が考慮されているため、大きな部屋の配置変化が少ない範囲で間取りを進めることが出来ます。
・ハウスメーカーの間取り図のメリット
・リビングや和室。子供部屋等の日差しの確保が必要な部屋に方角が適している。
・生活時間の長いリビングについて、圧迫感が発生しない広めに空間を確保している。
・駐車場について、乗り降りに支障がないゆとりを確保している。
・外観の見栄えがするような形に設計されている。
・庭をつくることで隣家との間を保ち、日当たりが良くなるように配慮されている。
・動線の幅が無理のない幅で作られている。
・後で増築する可能性がある時、増築しやすいように考慮されています。
・ハウスメーカーの間取り図のデメリットと思われる点
・建築費用を除外して最初の設計をするため、土地の広さに見合ったゆとりのある間取りとなる。
・見た目や広さを感じる吹き抜けや、リビング階段を提案してくる。
・外観の良い複雑な形を提案してくる。
・ハウスメーカーの提案する代表的な間取りのメリットとデメリット
各間取りは実際の生活スタイルにより良くも悪くも働きます。このため、自身重視する内容に合わせて適切な間取りを判断する必要があります。
・吹き抜け
・メリット
解放的で見た目のよい空間となります。
・デメリット
リビングの場合・・・
空間が広くなることで冷暖房の効きに時間がかかります。また、比例して光熱費がかかります。
玄関(ホール)の場合・・・
夜間に想像以上の暗さを感じるため、照明を多く配置する必要があります。
・リビング階段
・メリット
空間を広く感じることが出来ます。また、流行から多く取り入れられています。
・デメリット
リビングを抜けないと2階に移動できないため、来客がある時に不便を感じます。また、冷暖房高利率が低下します。
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希望する家の間取り図