引戸を静かにピッタリと占めるクローザー（ファインモーション）の動きが悪い時には位置調整を行うことで改善することができます。当たりにより動きが悪い状態で使用を継続すると故障の原因となります。壊れたクローザー（ファインモーション）は部品交換により簡単に修理することが出来ます。

引き戸のクローザー（ファインモーション）

　クローザー（ファインモーション）は、引き戸の上部内に埋め込まれ、引戸を一定の可動範囲まで閉めるとゆっくり、ぴったりと閉めてくれる快適機能です。
　閉める勢いが強い場合には減速を。閉める勢いが不足する場合にはバネ等の機構の働きにより、優しく隙間なく閉める働きがあります。
　引き戸や枠に設置された受け部の位置が悪いと、動作の際に擦れや当たりが発生することで途中で止まるなどの動作不良や部品に負荷に発生し故障の原因となるため、異常を感じた時には位置調整を行うことで故障を予防することが出来ます。
　また、故障した場合には交換部品をネット注文等で取り寄せることで簡単に修理することが出来ます。

	・クローザー（ファインモーション）と受けピン１ 　引き戸上部。 　クローザー（ファインモーション）金具は引戸の上部に埋め込まれてます。 　枠側の突起がクローザー（ファインモーション）の受けピン。
	・クローザー（ファインモーション）と受けピン２ 　引き戸のクローザー（ファインモーション）金具に受けピンが抵抗なく収まれば問題ありません。 　受けピンがぶつかる時、受けピンの取付ビスを緩めてクローザー（ファインモーション）金具の中央になるように位置を変更します。
	・引き戸に収められたクローザー（ファインモーション）金具 　引き戸を外して上から見ると、長いクローザー（ファインモーション）金具が収められています。 　取付ネジを外すと容易にクローザー（ファインモーション）金具を取り外すことが出来ます。
	・クローザー（ファインモーション）金具の交換品 　クローザー（ファインモーション）金具が破損するなどして壊れた時は、金具ごと新品と交換することが出来ます。 　交換品は引戸の品番を確認して同一のものを取り寄せます。引戸の品番は引戸の上面等に表示しているため、引戸を外すことで確認することが出来ます。メーカーにより異なりますが15,000円程します。

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