大手程のブランド力はないものの、地域の多くの人が知っているハウスメーカー。中堅の住宅メーカーに決める方法です。
中堅の住宅メーカーと言えど、複数県に事業を展開する住宅メーカーでは大手ハウスメーカーに負けない程のモデルハウスや営業店舗を構えていることもあります。
また、エリアによっては建築実績が大手と同等。またはそれ以上ということもあり、知名度や信頼の面でも大手以上の魅力を感じることもあります。
・中堅住宅メーカーのモデルハウス
主に大手ハウスメーカーが集まる住宅展示場ですが、その中には営業規模の大きい中堅住宅メーカーのモデルハウスも建築されています。
これら中堅の住宅メーカーは、テレビ等の宣伝が少ないことも多く、名前すら知らないことも多くあります。
しかし、モデルハウスを大手と並べれるだけの事業規模で地域での業務を展開していることがわかります。
名前を知らないという理由で嫌煙するのではなく、知らない規模だからこそあえて訪問するなどの情報を集めます。
・中堅住宅メーカーの強み
中堅住宅メーカーの営業担当者は、大手のようなブランド力がない分自社の強みなどをアピールしてきます。
このアピール内容について、自分の考える家作りに対して魅力を感じる点があれば、有力な候補として考えることができます。
・中堅住宅メーカーの主なアピール内容
・地域における実績
地域における延べ建築数、直近の建築数等の数値を示し、中堅であっても地域による実績では大手と装飾がないことをアピールします。
また、大手より少なくても地域では一定以上の実績の上で業務を展開していることをアピールします。
・地域密着型を強調
建築後を含めた地域におけるイベント交流等の実施。生産から建築まで地元で行うことにより、間接的に地域への還元に繋がるメリット。
地域で事業展開をするからこその取り組みについてアピールします。
・実際の建築に対する還元率
事業の運営費、広告宣伝費等の間接費用について、大手ハウスメーカーと比較して割安であることを強調し、発注費から実際の施工に充てる費用の率(還元率)が大きいとアピールします。
・中堅住宅メーカーが適する家作り
地元の工務店等は嫌うが、大手も・・・と考える人であれば中堅住宅メーカーが地域に近く事業規模が大きいため理想的ハウスメーカーとなります。
また、建築数の多い地域ではメーカーに対する評判についても集まりやすく、実際に建てた人からの感想等を聞く機会が比較的多く、参考となる情報を集めやすくなります。
更に建築数の多い地域では、ハウスメーカーの知名度も大きいため、安心感を得ることができます。
・デメリットなど
一重に中堅住宅メーカーと言えど、実際の建築ではどの程度直接かかわっているのかはかなり差があります。
大手と比較すると、長期保証の観点で見た時に経営面が脆弱である懸念が残ります。(実際には可能性であるため、大手を含めどこに注文しても運次第です。)
大手が固有に持つ確信的な独自技術について乏しいです。
・結果として
大手と比較して提案力に懸念を感じる人もいるかもしれませんが、実際のところ直接話をする担当者しだいです。
中堅に拘るメリットは無いかも知れませんが、除外するデメリットもありません。
他の要素や、アピール内容に魅力を感じたかどうかが重要となります。
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ローコスト住宅メーカーを選ぶ方法