ハウスメーカのモデルルームが集まる住宅展示場を見学して、営業からの説明を受けたり内見会の案内をもらったりします。ハウスメーカーに依頼する予定があるのであれば、多くの場合で住宅展示場の見学が営業担当者との顔合わせとなります。
各地域には大手ハウスメーカーや、中堅のハウスメーカーのモデルハウスが立ち並ぶ住宅展示場が設置されています。
目的のメーカーがあれば直接。なければ気になったメーカ―のモデルハウスに訪問して受付を行い内部の見学と説明を受けます。
・モデルハウス見学の目的
住宅展示場に建てられたモデルハウスは、予算や広さを気にせずに建てた理想的の家です。実際に住むには、十分な広さの土地。有り余る予算。光熱費を気にしない生活レベルでないと暮らすことはできません。
つまり最初からモデルハウスのような家を建てることは不可能です。
そこで、細かい部分を見ずにハウスメーカー独自の取組。建てられた家から感じる雰囲気。営業担当者の人柄等を確認し、総合的に自分が進める家作りに有益なハウスメーカーや営業担当者を探します。
・受付(アンケート)の記入
多くの場合、モデルルームに入るために受付(アンケート)の記入が求められます。連絡先などを記入することで、その後の営業活動や内見会などの案内を受け取ることが出来ます。しかし、執拗に営業をされることもあるため書きたくない場合。営業等を受けたくない場合には、記入前にはっきりと伝えて確認します。
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住宅展示場のアンケートを書きたくない場合 →
・モデルハウスを案内してくれる担当者
多くのハウスメーカでは、モデルハウスを案内してくれた担当者はその場限りの担当者ではありません。その後の自分の営業担当者となります。このため、家を雰囲気を感じること以上に対応してくれた営業担当者の人柄等を見ることが重要です。
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モデルハウス担当者の重要性 →
・見学時には担当者に状況を伝える
一重に見学をすると言っても、メーカーが決まった中で間取りの参考に来ただけか、どのくらいを目途に建設を考えているのか人其々です。1年以内建てるつもりと、数年後に建てるのとでは、営業担当者の説明内容にも違いが生まれます。
案内をしてくれる担当者は、仮に注文とするとなった場合に実際に話を進める相手となります。見学時に思いや建築にあたり条件等があるのであれば、行き違いや誤解が生まれないよう話した上で説明を受けます。
・モデルルーム用に建てられて家
住宅展示用の家は、冷静に観察すると気付きますが生活用の家として実際に建てられたものより、1.5〜2倍程度の広さです。このため、通常6畳間程度の子供部屋についても8〜10畳+収納が別などの作りとなっています。
また、冷暖房効率を抜きにして開放的な空間をつくるなど、実際に生活するにはとても贅沢な作りです。
モデルハウスと同じ予算を投じるつもりがあれば可能ですが、実際にはモデルハウスのような家を建てることは不可能です。これを補い、現実的な家を見るためには内見会に訪問する必要があります。
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住宅展示場のアンケートを書きたくない場合